メロドラマのクイーン、女優キム・ハヌルが映画「その日の雰囲気」でスクリーンに戻ってくる。
28日、映画関係者の言葉として、キム・ハヌルが映画「その日の雰囲気」への出演を決め、現在詳細事項などを話し合い中であることが報じられた。
映画「その日の雰囲気」は偶然KTXで同席した二人の男女が慣れない都会、釜山(プサン)で24時間に渡って繰り広げる愛の物語だ。
当初キム・ハヌルは2006年に映画会社アチムが「その日の雰囲気」の制作を企画した際にも俳優カン・ジファンと共に出演することを決めていた。
しかし紆余曲折の末、結局映画制作自体がお蔵入りしてしまうという残念な結果に終わった。
映画会社アチムの故チョン・スンヘ代表はキム・ハヌルが「本当に良い女優で、義理の厚い女性」とした上で「必ずまた一緒に作品を作りたい」と語っていた。故チョン・スンヘ代表の席にはキム・ハヌルの写真が貼られていたという。
「その日の雰囲気」は映画会社アチムで故チョン・スンヘ代表と共に働いていた同僚らが新しく設立した会社で七年ぶりに再び準備されることになった作品とあって、美しいメロ映画になるだろうとの期待が高まっている。
キム・ハヌルは「その日の雰囲気」のシナリオが良いのに加え、縁のある良い人々と一緒に仕事をしたいと考え出演を決めたと報道された。
また、現在<その日の雰囲気>の男性主人公は決まっていない状況で、メロ映画ということで幾人かのトップスターの名前が候補に挙がっているとのこと。キム・ハヌルは全般的な映画進行事項を映画会社と話し合いながら撮影準備を進める予定だという。
これまで感性深いメロ映画からラブコメディーまで幅広い演技でメロクイーンの座に上り詰めたキム・ハヌルが「その日の雰囲気」でどのような演技を見せるのかにも高い関心が集まっている。