警察、パク・シフを告訴した女性Aさんの薬物鑑定依頼を明かす

パク・シフの写真

俳優パク・シフが20代のタレント志望の女性Aさんに性暴行をした容疑で起訴された事件で、Aさんの毛髪、尿、血液などを採取し国立科学捜査研究院に薬物鑑定を依頼していたことが明らかになった。

22日、警察関係者は「パク・シフを告訴したAさんが毛髪、尿、血液などを採取し国立科学捜査研究院に薬物鑑定を依頼した」とし、「しかしこれは性暴行事件では通常のプロセスの一つであり、今回の事件について特別な意味を持つものではない。一部ではパク・シフさんたちが薬物を使用した疑いがあり警察が依頼したとされているが、それに関しても事実ではない」とした。

警察関係者は「<緊急鑑定>を要求したわけでもなく、社会的に関心が高い事件なので、出来るだけ早く鑑定してもらえるようお願いした程度だった。大袈裟に解釈しないでほしい」とし、今回の薬物鑑定について、拡大解釈をしないよう要請した。韓国のネット上では、CCTV(監視カメラ)の映像からAさんが突然泥酔状態になったことや、性暴行事件でたびたび出現する睡眠薬等の薬物使用を疑う声も出回っており、これらの事実とは確定していない解釈や噂がさらに拡大しないよう釘を差した形だ。

タレント志望のAさんはパク・シフと酒を飲んだ後、強姦されたとして今月15日にパク・シフを告訴した。一方のパク・シフはお互いに好感を持ち同意の上で関係を持ったと公式に伝えた。

パク・シフは「威力行使は全くなく、これを証明するために警察の調査に誠実に臨むつもりだ。強制ではなかったことは捜査過程で明らかになるだろう」とし、訴えられた内容については全面否定している。