韓国スターが海外でも人気を得るようになり、韓国国内で行われるファンサイン会への応募を代行することで利益を得る、いわゆる「サイン会応募代行業者」に対する議論が再び熱くなっている。
7日、2PMがモデルを務めるカジュアルファッションブランドNEPA(ネパ)は公式ツイッターを通じて「週末に良くない姿をお見せし、お客様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と韓国のファンに対する謝罪のつぶやきを行った。
NEPA(ネパ)は「お客様たちがご指摘されました購入代行者は株式会社ネパとは無関係であり、株式会社ネパは購入代行と類似するようなことは一切行っておりません。代行業者の大量購入で、1人にサイン権を複数枚配布した件につきましては、現在、事実関係を把握中です。この点が事実として明らかになった場合には、サイン権を複数枚受け取った方については、1枚だけを認めるものとして、ファンサイン会を進行するように致します。また株式会社ネパの店舗で発生した代行業者とお客様との間の身体的接触につきまして謝罪いたします。購入代行者は、株式会社ネパと全く関係のない人物でございますが、ネパ店頭で発生したことにつきまして申し訳ない思いであることをお伝えします」と伝えている。
サイン会代行業者は、主に日本などの海外のお客さんから商品代金にプラスして、購買代行手数料や応募代行手数料の名目で料金を受け取り、サイン会への応募を代行する。いわゆるビジネスだ。
しかし、特にアイドルにおいては、韓国のファン世代のメインは中高生などの学生ということもあり、暑い中あるいは寒い中、大好きなファンに会いたいとの一心でなけなしのお小遣いを握りしめて長い列に並ぶ中、当選率が上がるのではとの期待感から同じCDを一度に数十枚も買い占める海外ファンや代行業者のためにサイン会に当選するのも難しくなってしまった現状に幾度となく批判的な声が上がっていた。
また、過去にはチャン・グンソクのファンサイン会の際、サイン会応募代行業者や列に並ぶのを代行する業者に対する大きな批判が集まったこともある。