芸能兵士Rain(ピ)、除隊に国内外ファン800人駆けつける

歌手兼俳優のRain(ピ)が10日、21ヵ月軍生活を終え、除隊した。

当日は、ソウル龍山区国防部に早朝からRain(ピ)の除隊を待ちわびていた韓国のファンや海外のファン約800人と、除隊現場を取材するマスコミ関係者約200人が集まり、入隊前と変わらぬ人気を見せつけた。混乱などの万一の事態に備え、警察や軍関係者も動員された。

Rain(ピ)が所属した国防広報支援大隊(芸能兵士)について、世間の関心の集まる中、Rain(ピ)からどのようなコメントがなされるのかとの関心を集めていたが、Rain(ピ)は、固い表情で「多くの方が来て下さった事に感謝する。いつも感謝し、今後も最善を尽くし努力する。忠誠!」と短く挨拶をし、現場を後にした。

記者会見や除隊記念行事も省略される形となったが、現場に集まったファンは、Rain(ピ)が乗り込んだ車を取り囲みRain(ピ)の本名である「チョン・ジフン」を連呼し、それに応える形でRain(ピ)は、二度車から降りて、ファンに向って敬礼をした後、現場を離れた。

2011年10月に入隊したRain(ピ)は、女優キム・テヒとの熱愛が報道された際、軍服務規律違反が指摘され世間から厳しい非難を浴びた。
除隊後のRain(ピ)は、新しい所属事務所キューブ・エンターテインメントで芸能活動を行っていく予定だ。