日本でも「冬のソナタ」で人気を博した女優チェ・ジウが、9月から韓国で放送がスタートするSBSの新月・火ミニシリーズ「怪しい家政婦(仮題)」の主人公パク・ポンニョ役にキャスティングされた。同作は日本テレで放送された「家政婦のミタ」が原作とあって、チェ・ジウの出演には日本のファンも大きな関心を寄せている。
同作品で、チェ・ジウは2011年の「負けてたまるか」以来、約2年ぶりのお茶の間カムバックを果たすことになる。久々のチェ・ジウのドラマ主演、さらには日本で大ヒットしたドラマのリメイク作品とあって、これまで涙もろい清純派やキャリアウーマン役を多く演じてきたチェ・ジウが、どのような演技を見せるのか、話題を集めている。
「怪しい家政婦(仮題)」のドラマ制作関係者は、「無表情で涼しげな眼差し等、チェ·ジウの隠された可能性を感じた」として、「決して笑わないパク・ポンニョ役を完璧にこなしてくれると思う」とチェ・ジウ演じる「ミタ(※パク・ポンニョ)」への期待感を示した。
一方の主演のチェ・ジウも「原作の感動的ヒューマニズムと主人公のユニークなキャラクター、ヒットメーカーのキム・ヒョンシク監督への厚い信頼感から、躊躇することなく出演オファーを承諾した。これまでになかった新しい女優チェ・ジウへの挑戦になりそう」と、ドラマへの意気込みを語った。
チェ・ジウのキャスティング報道を受け、韓国のネットユーザーからは、「歴代最高にセクシーなメイドが誕生するだろう」、「チェ・ジウがパク・ポンニョという田舎くさい名前の役で登場すること自体、なんだかとっても新鮮」と、好反応を見せている。
「怪しい家政婦(仮題)」は、父親の不倫が原因で母親が自殺した家に、ミステリアスな雰囲気を醸し出す家政婦パク・ポンニョが派遣され巻き起こるエピソードを描く。 ドラマ「必殺! 最強チル」の脚本家ベク・ウンチョルと ドラマ「ファントム」や「サイン」を手掛けたキム・ヒョンシク監督がタックを組み、ドラマ「黄金の帝国」の後、9月から放送がスタートする予定だ。