人気グループSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバー、イトゥクに、祖父母と父親の3人を一度に失ってしまうという悲劇に見舞われた。
警察調査によると、イトゥクの祖父と祖母、父親の3人が、6日午前9時20分頃、ソウル市銅雀区(トンジャクク)新大方洞(シンデバンドン)の自宅で倒れ、死亡しているのをイトゥクの親族が発見し、119番通報した。
現場では、「両親は私が連れて行く」という内容の父親が書いたと見られる遺書も発見されたとのことだ。
数年前に離婚したイトゥクの父親は、病気を患う高齢の両親を一人で世話していたと伝えられている。
7日、警察関係者はマスコミ報道に対し、「これら情況から判断するに、現場鑑識の結果と遺族の陳述で故人の死因判定は十分だと判断した」とした上で、「死因が明確な為、死体解剖は行わない」と伝えた。
あまりにも突然の悲劇に「イトゥクの祖父母は、数年前から認知症を患っていた」、「イトゥクの父親はうつ病を患っていた」など、様々な情報や報道が飛び交っている状態だ。
所属事務所のSMエンターテイメントは、マスコミに対し、「イトゥクは悲しみに沈んでいる。家族に関する詳細事項や不確かな内容がそのまま記事にされていることについて苦しんでおり、静かに故人を送りたいとしている」とし、「遺族に代わって、刺激的な報道の自制を切にお願いする」と要請した。
現在、軍服務中のイトゥクは悲報を受け、葬儀場に駆けつけた。また姉のパク・イニョンも、ミュージカルの練習中に悲報に接し、すぐに葬儀場に向かった。
出棺は8日に予定されている。