告訴女性の体液からパク・シフのDNAが検出される

性的暴行を受けたとしてパク・シフを訴えていた20代の女性の体液からパク・シフのDNA(男性遺伝子)が検出されたことが明らかになった。

11日、ソウル西部警察署は「国立科学捜査研究院の鑑定によると、告訴中の女性Aさんの体液から検出された男性遺伝子が、俳優パク·シフのものであるという結果が出た」と明らかにした。

警察は事件が発生した先月、性的暴行ワンストップサービス指定病院にてAさんの体液、血液等を採取し国立科学捜査研究院へ薬物・遺伝子鑑定を依頼していた。既に報じられた通り薬物反応は陰性であったが、男性の遺伝子が検出されたことを受け、パク・シフと共に強制わいせつの疑いで訴えられた後輩俳優のK氏の口腔細胞を採取し鑑定を行った。その結果、該当遺伝子がパク・シフのものであることが判明した。しかし一方でK氏の遺伝子は検出されなかったため、K氏に対する捜査は性的暴行容疑ではなく強制醜行容疑のみとなる見込みだ。

現在、警察はAさんからの携帯電話の提出を受け、カカオトーク(スマホの無料チャットアプリケーション)でやり取りされたメッセージの内容などを詳細に分析中で、事件前後の状況把握に努めている。一方、パク・シフとK氏は、プライバシーを理由に携帯電話の提出を拒否しており、またAさん側の主張との食い違いもあることから、近日中にAさん、パク・シフ、K氏の3人を召喚し、追加調査をすることを検討している。