ワールドスターRain(ピ)、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」選定には裏があった?!真実攻防に

タイム誌「世界で最も影響力のある100人」

2006年に続き昨年アメリカの雑誌「タイム」が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたワールドスターRain(ピ)にとある疑惑が浮上し、韓国で話題になっている。

2006年人気絶頂だったRain(ピ)は、当時の所属事務所であるJYPエンターテイメントと公演企画会社と共にワールドツアー公演を進めていた。しかしアメリカ公演での舞台状況が想定したものよりも良くなく、また「Rain」という名前がアメリカで商標侵害になるとの抗議により北米ツアーは中止となった。

このため、Rain(ピ)の所属事務所は企画会社に対し40億ウォンの損害賠償訴訟を起こした。その裁判の中でRain(ピ)がタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた背景には不正があったという発言が飛び出し波紋を呼んだ。

企画会社側の証人は「2006年当時、Rain(ピ)はアジアで人気があっただけでヨーロッパやアメリカでは知名度はなかった。タイム誌の100人に選ばれたのは我々がアメリカにいる中国圏の人々に投票を頼んだからだ」と発言、Rain(ピ)のタイム誌「世界で最も影響力のある100人」選定には裏があったと強調した。

企画会社側によると「タイム誌の<世界で最も影響力のある100人>の選定はインターネット投票がかなりの比重を占めており、多数の中国圏のファンを動員し、Rain(ピ)の支持率を上げた」とのこと。

これが報道されると、Rain(ピ)の所属事務所は「小さな新聞社ならまだしも、世界的にも有名なタイムズを韓国の小さな会社が操作するなんてありえないこと」と真っ向から否定し、ネット上では真実攻防に発展した。

北米公演の中止により始まった法廷争いから、投票操作疑惑にまで巻き込まれることとなってしまったRain(ピ)。今後の法廷での動きに注目が集まっている。

写真:タイム誌「世界で最も影響力のある100人」