チュ・サンウク『Joo SangUk Christmas Live & Talk 2012』取材レポート

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『いばらの鳥』『パラダイス牧場』『GIANT』など、主演作が次々と日本で地上波放送され知名度を確実に高めている俳優チュ・サンウクが12月20日(木)の大阪に続き月21日(金)東京ドームシティホールにてクリスマスイベント「Joo SangUk Christmas Live & Talk 2012」を開催しました。

1部ではイスに座ってのトーク。近況を聞かれ「『神々の晩餐』というドラマを終えて今月中旬くらいから『朝鮮美女三銃士』という映画の撮影も終えました。そして『男の資格』というバラエティー番組も7月から合流してずっと撮影が続いています。」また、「韓国に戻ったらまた新しい映画『(仮題)復讐者』という映画の撮影が2月中旬まであります。その後はドラマの『TENシーズン2』という作品が作られる予定で2月から6月まで続き、7月からはミニシリーズに入る予定です。」と来年の撮影の予定もぎっしりのサンウクさん。

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『NHKハングル講座』のスキットドラマの出演は「皆さんの為に出演を受けたが、あまりにも出演時間が短いので謝らなければならない。」と語り、「いつか日本のバラエティー番組に出るというのはどうかな?皆さんの力が必要です。」と意欲を見せてくれました。

KNTVで始まったばかりの『神々の晩餐』については「料理を素材に作られた見た目にも綺麗で皆さんの関心を惹くドラマ。僕はチェ・ジェハという平凡な公務員の役で、もともと知り合いだった女性と運命的な出会い、いろんな人間模様が描かれています。」と説明。

また、これまでの役柄の中で「うちの母が一番喜んだ役は、たぶん『GIANT(ジャイアント)』で僕が“会長”になった時だった思う。『神々の晩餐』では“公務員”と答えたら、母の機嫌が悪くなってしまいました。母は時代劇で息子が王様役をやる日を待ちわびているようです。」と言って会場を沸かせました。

『神々の晩餐』のジェハ役が“甘口男”ということだが、「自分自身と似たところがあったので演技しやすかった。皆さんも実際にドラマを見て確認してみてください。」すると会場から「辛口男!」という声が上がり、「僕みたいな甘口で優しい男がどこにいますか?!」と返していました。(会場笑)

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続いて『チュ・サンウクの一問一答』のコーナーでは
本人自ら会場に降りて直接質問をするというもので客席通路を練り歩きファンと直接会話や質問をしました。質問では「Q.私が女優だったらサンウクさんのどんな相手として共演してくれますか?」には、その女性が赤が好きと言うので「情熱的な役、僕には恋人がいて、僕を奪い取ろうとする挑んでくる役はどうですか?情熱的な女性ということです。」と答えました。ステージから見ててとても美人と思ったという女性に「歳は?仕事は?」と聞こうとするサンウクさんに周りのファンから非難の嵐が起きていました(会場笑)。「Q.韓国のおすすめのごはん屋さんは?」には、「カンナムの方の『ポドナムチプ』のアンチャンサルが美味しい」、また「Q.『パラダイス牧場』で相手をうるうるした目で見つめるシーンでキュン死したのですが、あれは自然なのか、目薬なのか知りたい。」と聞かれると「目薬ではありません。その過程はそれほど重要じゃなく、結果の演技が満足できればそれでいいと思ってます。」とさすが俳優のコメント。会場のファンが持っていたうちわの自分の写真に反応していたのがとても印象でした。

次に『クリスマスの夜 あなたの願いを叶えましょう』のコーナーでは、抽選で選ばれたファンが風船を割って、その番号の夢を叶えられるというもので、「携帯でツーショット」、「歌のプレゼント」、「Tシャツにサイン」、さらにポッキーを同時に食べる「ラブラブポッキー」になったがそれはやはり難しいということで本にサインとハグになりました。

2部では歌を披露。一緒にNHKのハングル講座に主演しているというU1(ユイル)ことパク・サンイルのステージからスタート。会場からの「かわいい!」という声援につい、いじけてしまうサンウクさんですが(笑)、シングルCD『ありがとう』の発売を発表するとファンは大歓声!その曲を披露しファンを喜ばせました。
また、「歌詞がとてもいいので吟味して聞いてください」と『よかった(日本語Ver.)』やシン・スンフンの『I belive』や『世界中の誰よりきっと』のカバー曲『愛のバカ』などではシン・スンフンのバックダンサーでもある『ライン』のメンバーとダンスも披露し、「ハンパじゃないですっ」とかなり疲れを隠せない様子のサンウクさんでした。

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イベントもそろそろ終わりの時間となり「僕の気持ちとしては2部の次は3部もやりたいのですが…」と最後に「本当に今日は足を運んでくださってありがとうございます。クリスマスを前にしてこうして皆さんと楽しめて本当に良かったです2013年も本当に幸せな1年になりますように。次に皆さんとお目に掛かることを約束してさらにいいステージをお見せするように頑張りたいと思います。」と退場するがアンコールが鳴り止まず、再び登場のサンウクさん。「これ以上準備しているものがないので、名残惜しいですが、失礼します。皆さん幸せで良いお年をお迎えください。素敵なクリスマスを!」と挨拶し、イベントは終了しました。