パク・シフ騒動でとばっちりを食ったドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」

清潭洞(チョンダムドン)アリス
タレント志望の女性に性暴行容疑で訴えられたパク・シフ。同騒動がドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」の海外版権販売にも少なからぬ影響を与えていることが明らかになった。

27日、同ドラマの版権を扱うSBSコンテンツハブの関係者はマスコミ取材に対し、「やはり(パク・シフが提訴された一件での)影響がないとは言えない」とした上で、「現在、日本などアジア圏への版権輸出の話し合いが厳しくなっている状況」と明らかにした。

「清潭洞(チョンダムドン)アリス」はSBSの自社制作ドラマで、つい最近韓国で最終回を迎えた。これを受け2月末に海外版権交渉が行われる予定となっていたが寝耳に水のスキャンダルが発生、韓国での騒動ぶりは瞬時に各国にも伝わり各国の版権バイヤーの足も及び腰になることとなった。

パク・シフといえば日本では2012年に「王女の男(姫の男)」が放送され、これに先立ってドラマプロモーションのために生放送への出演を予定していたパク・シフがあまりの人気ぶりにキャンセルを余儀なくされるというハプニングも発生した。
また日本以外の中華圏を始めとする他のアジア各国でも同ドラマは高い人気を集めた。このため、パク・シフ主演の「清潭洞(チョンダムドン)アリス」は高額での版権取引が予想されていた。しかし訴えられた内容が内容であるだけに、どのような結果が出たとしてもスキャンダル発生前と比べるとその損害は少なからぬものとなりそうな見込みだ。

パク・シフは、明日3月1日の午前10時に出頭するよう警察より通告を受けたが、パク・シフの弁護を担当する法務法人プルメはこれについて、ソウル地方警察庁の移送審議委員会に請願を提起した状態だ。

写真:SBS「清潭洞(チョンダムドン)アリス」