6月ももうすぐ終わり。つまり2013年も半分が終わることになるわけで、韓国芸能界の上半期を振り返るキーワードをもとに、2013年1月ー6月までの半年間を振り返るまとめや記事が最近韓国で話題になっている。
果たして今年上半期の韓国芸能界を代表するキーワードとは何だろうか?見てみよう。
1.日夜(イルパム)
MBCの人気バラエティ番組「日夜」がまずその第一キーワードとなった。「日夜」とは、「日曜日の夜」を省略した番組だが、最近人気が再熱している。同じ時間帯に放送されるKBSの「ハッピーサンデー~1泊2日」とSBSの「日曜日が良い~ランニングマン」の人気に押されつつも、いつのまにか番組放送から5年が経過。5年の間に「日夜」内では数々のコーナーが新設されては消滅することを繰り返していたが、実力派歌手の競演で話題となった「私は歌手だ」を除くと、大きく人気を集めたコーナーは無いに等しかった。ところが、今年に入って次々とお披露目となった新コーナー「パパ!どこ行くの?」と「本物の男」が相次いで人気を博し、「日夜」人気に火がつくこととなった。芸能人パパが自分の子供と一緒に出演し旅行する様子を放送する「パパ!どこ行くの?」と、リアルな軍隊生活を体験する「本当の男」は「リアル観察バラエティー」今や週末の韓国の話題の中心とさえいえるほど。年齢性別関係なく幅広い世代から受け、「日夜」は現在日曜日の夜の人気番組として完全復活を果たしている。
2.ボディスーツ
昨年のファッショントレンドは下半身を露出するセクシーファッションであったが、今年はさらにこれが進化。ミニスカートやホットパンツではもはや満足できないとばかりに、水着のように太ももの上の部分まで見せるボディスーツが人気を得るようになった。ワンピースタイプの水着を連想させるボディスーツは、ウエストラインに縫い目がなくフィット感が強い点がセクシーさを演出する女性歌手の衣装にピッタリ。このボディースーツは韓国では「パンティーファッション」とも呼ばれ、イ・ヒョリや現在ソロ活動中の2NE1(トゥエニワン)のCL(シエル)が同ボディスーツ姿で舞台に立っている。また、以前はキュートなイメージだった女性アイドルグループDAL★shabet(ダルシャーベット)も新曲では黒のボディスーツで登場し、話題を呼んだ。
3.人気MC悲喜こもごも(ユ・セユン降板とカン・ホドン&キム・グラの復活)
コメディアンのユ・セユンは数多くのバラエティ番組に出演し、バラエティにはかかせない芸能人の1人となったが、今年5月に飲酒運転をして自ら警察に出頭したことをきっかけに、すべてのレギュラー番組を降板した。
一方、芸能活動を自粛するとのことでしばらく芸能界から姿を消していた国民的MCのカン・ホドンと、毒舌トークで有名な名MCのキム・グラがカムバック、レギュラー番組への出演を果たした。
写真:MBC「パパ!どこ行くの?」「本物の男」、DAL★Shabet公式HP