「ドリームハイ」や「太陽を抱く月」などで韓国のみならず日本でも人気爆発中の俳優キム・スヒョンの日本公式ファンクラブが6月10日に発足し、これを記念して自身初となる日本での単独イベント「Kim Soo Hyun 1st Japan Fan Meeting 2013」が6月30日(土)渋谷公会堂にて行なわれました。その様子をレポートします!
司会「せーの」客席「スヒョンシー!」という掛け声で白いスーツ姿のキム・スヒョンが大歓声のなか登場!
司会:オフィシャルファンクラブサイト創設おめでとうございます。まずはご挨拶をお願いします。
キム・スヒョン:(大声援に照れながら)とても幸せです。ありがとうございます。(突然自分の足をパンパン叩きながら)初めてで慣れていないので大目に見てください、よろしくお願いいたします。(ここでもジャンプし始めたり、手を振って落ち着かない様子)
日本には去年の12月に『太陽を抱く月』のプロモーション以来というキム・スヒョン
司会:久しぶりに日本に来てどうですか?美味しい物とか食べましたか?
キム・スヒョン:昨日、口の中ですぐにとろけるような美味しいお肉をお腹いっぱい食べました。最近僕はボーリングに嵌まっていてその後ボーリングを楽しみました。(すると突然ボーリングのポーズをしながら)これはボーリングの基本なのですが4ステップのポーズです(会場笑)…すみません…。
司会:何ゲームくらいやったんですか?
キム・スヒョン:…実は…この話はちょっと…ムリ!(日本語で言おうとするが諦めて韓国語で)お肉は夕飯の時間に食べたのですが、朝まで全く消化してなくて、今、ようやく消化してきました。(笑)
司会:夜遅くに食べても全然顔がむくんでないですね。むしろつやつやですね。
キム・スヒョン:(照)よろしくお願いします。(会場笑)
今日は昼間に『10人の泥棒たち』の舞台挨拶があったことについては、「日本で舞台挨拶が出来て本当に気分がいいです。この作品は僕にとって映画の第一歩を踏み出した大切な作品なので日本まで来ることが出来て本当にありがたかったです。」と語ると通訳の間ファンに小刻みに手を振りまくる。
『10人の泥棒たち』のVTR…キスシーンで会場は大盛り上がり!初めての映画出演について
キム・スヒョン:僕は今この映像を見て、とても照れくさい気持ちです。これは2年くらい前に撮ったのですが若かったですね。でもこの場で見ることが出来て本当に良かったです。(大ヒットした韓国での反応には)これの作品を公開していた当時、この映画を見なきゃいけないという雰囲気が後押ししてくれて観客数がどんどん伸びていったと思います。僕としてはこの映画が初めて経験する映画だったのでプレッシャーと、それに打ち勝つ必要もありました。そして先輩の俳優さんたちと息を合わせなければいけないですし、何も知らない中で1つ1つ学んでいかなければいけませんでしたが、監督をはじめ、共演の先輩達が良くしてくださいました。
もし続編があるとしたら?自分が演じたザンパノは「ポパイのような人物になって、沢山のメンバーを引き連れて別のものを盗む計画を立てていたのではないでしょうか。」と語ると、劇中ポパイのようなムキムキな姿でキスシーンを演じたキム・スヒョンにファンから質問が寄せられた。
Q.キム・スヒョンさんのキスシーンはいつも美しいなと思っていますが、そう感じさせる少ない俳優さんだと思っています。キスシーンを撮っている時にカメラや観客を意識しているのでしょうか?
キム・スヒョン:褒めてくださって本当にありがとうございます。キスシーンを演じる時は何か計算をして演じるわけでなく、置かれている状況に身を置いて、集中して役柄になり切っています。そうすることによって心からその時の感情を感じることが出来ます。(唇がモニターにアップされ会場は悲鳴と拍手!)
『クリスマスの雪は降るの?』、『ジャイアント』VTR…映像が流れている間、「やめろー!」と叫ぶキム・スヒョンは「ファンミーティングがこんなに大変なものだとは思いませんでした。」とかなり恥ずかしい様子。
司会:クリスマスに雪は振るの?』の撮影で思い出されることは?
キム・スヒョン:先ほど『10人の泥棒たち』の映像を見て「あの頃は若かった」と言いましたが、この映像を見るとさらに若かったですね。実は『クリスマスに雪は振るの?』の演技の準備をしている時に、参考にして見たのが2001年の『GO』の窪塚洋介さんの反抗的な演技の姿を参考にしました。
司会:『ジャイアント』では泣くシーンや眼力が凄いなと思ったのですが、思い出に残っているエピソードは?
キム・スヒョン:子役の演技をしながら相手役が大先輩の俳優さんで、毎日2人で出演するシーンがあったのですが、いつもエネルギーを沢山いただいて自分の中で消化して本当にいい勉強になりました。
司会:格闘やアクションシーンもありましたが、経験はあったのですか?
キム・スヒョン:ボクシングのスパーリングをするシーンの撮影を上手く演じたいと思ってボクシングジムに行き、実際に選手の方に沢山殴られました。何度も殴られているうちに目つきが変わっていったんです。その時の経験がいまだに演技をするうえで役に立っていると思います。
司会:どちらのドラマもかわいい弟や妹が登場しますが、実際は?
キム・スヒョン:実は一人っ子です。(司会「ペットは?」)去年から犬を一匹飼っています。(名は?)ビヨンド!母が名付けました。
続いてテレビ番組で一緒になった武井咲、そして同じ事務所のイ・ヒョヌとキム・ヒョンジュンからお祝いメッセージのVTRが流れている間、服装を変えて再登場。
司会:武井咲さんの印象は?
キム・スヒョン:可愛くてキャピキャピして、飛び跳ねるようなイメージがある魅力的な方だと思いました。
司会:イ・ヒョヌさんは事務所の後輩で『隠密に偉大に』で共演されてますね。
キム・スヒョン:ヒョヌこのやろー!(笑)。ヒョヌとは今回の新しい映画で共演して以前よりも親しくなりました。兄貴達や先輩達をとても良く慕ってくれて、僕自身一人っ子なので、弟分としていい人と出会えたと思いとても嬉しいです。
司会:最後は事務所の先輩のキム・ヒョンジュンさんですがどんな方ですか?
キム・スヒョン:ヒョヌがいい弟ならヒョンジュンさんはいいお兄さんです。そう考えたら3人とも「ヒョン」という字がありますね。ヒョンジュン兄さんは本当に趣味が多才です。最近の趣味は海の中に入って実際に泳いでいる魚たちを見物すると言ってましたので、僕も時間があれば一度やってみたいです。
キム・スヒョン: 「沢山の応募ありがとうございました。ファンクラブ名 大発表!」 (ファンクラブ名は?) 「Always KIM SOO HYON」です。
司会:これを選ばれた理由をお願いします。
キム・スヒョン:キム・スヒョンをこれからいつまでもいつまでも俳優として皆さんに応援してほしいと思って選びました。どうかこれからも俳優としての僕を沢山愛していただきたいと思います。オールウェイズ…よろしくお願いします。
ここで名前をつけてくれたファンの方をステージへ招待し、「ここにいらっしゃる皆さんをひとつにまとめてくださるいい名前を付けてくださって本当にありがとうございます。」とサイン第1号と2ショット写真をプレゼント。
キム・スヒョン:「えっ!?こんなものまで プレゼント大抽選会!」
司会:客席にライトが当たってますが、皆さんを見てどうですか?
キム・スヒョン:正直に言うと、まだ僕は実感が沸かないんです。
司会:今聞いたのは、皆さん綺麗でしょう?と聞いたのですが…(笑)
キム・スヒョン:(照)うつくしーっす!(会場笑)
抽選ボックスから6名選ばれステージへ。『隠密に偉大に』の舞台挨拶で着た衣装や『10人の泥棒たち』のサイン入りポスター、『ドリームハイ』、『太陽を抱く月』のDVDBOX、帽子などが手渡しでプレゼントされた。
キム・スヒョン:「何でも答えちゃいます Q&Aコーナー!」
事前に受け付けた質問を日本語で読みだすキム・スヒョン
キム・スヒョン:「Q1.小さいとき大きくなったら何になりたかったですか?何をしたかったですか?」(司会「読めるんですね」)実は高校生の時に日本語を勉強したのですが、8年前なので忘れてしまいました。(質問に対しては)実は高校までこれと言って決めた夢がなかったんです。母のすすめで演劇をスタートしたのがきっかけで今俳優としてここにいます。
Q2.これからもずっと俳優の仕事を続けてほしいと願っていますが、将来はどんなタイプのどんな演技が出来る俳優さんになりたいですか?
キム・スヒョン:実は、決めていないんです。いつも自分は挑戦者だと思っていますので、去年の『太陽を抱く月』の時代劇や『10人の泥棒たち』の泥棒役や『隠密に偉大に』のおバカなスパイ役などいろんなことに挑戦しています。いろんなカラーの魅力を勉強して身に付けているところです。
Q3.タイムマシーンがあったら過去と未来どちらに行きたいですか?それはなぜですか?
キム・スヒョン:僕は10年後か20年後か分かりませんが未来に行ってみたいです。未来の自分を見てどんな演技をしているか、どんな顔立ちをしているのか、その時の姿を見てみたいです。でも実際にタイムマシーンがあったら乗らないと思います。(会場笑)もしかしたらがっかりするかもしれないので。
Q4.仕事が休みの日はどんなことをして過ごしていますか?
キム・スヒョン:大学で試験期間が終わったばかりなので、最近はボーリングをして過ごしています。(司会「どうりで腕の筋がきれいですね」)…努力します(照)。