日本の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の韓国版、さらに主演は日本でもお馴染みのチェ・ジウ主演とあって、大きな期待が集まる中ベールを脱いだチェ・ジウ版「家政婦のミタ」であるドラマ「怪しい家政婦」が順調なスタートを切った。
23日に放送がスタートしたSBSの新月・火ドラマ「怪しい家政婦」の第1話では、母親を失った4兄弟と父親ウン・サンチョル(イ・ソンジェ)と、その家庭に来た家政婦パク・ボクニョ(チェ・ジウ)の初めての出会いが描かれた。
まるでロボットのような口調で無表情のパク・ボクニョ。メロドラマのクィーンのイメージから脱皮したチェ・ジウは、全く感情を見せない家政婦パク・ボクニョに変身しネット上でも大きな話題をさらった。「命令ですか?」という質問と同時に、頼んだことは何でも行う極端なパク・ボクニョの様子は韓国の視聴者に衝撃的だったようだ。
今月16日に行われたドラマの製作発表会で、キム・ヒョンシクプロデューサーは「出演者が、やや暗くて重いテーマのドラマを明るく楽しく見せてくれるだろう」とコメント、ドラマへの自信を表わしていた。
初回放送から視聴者の心を掴むことに成功したドラマ「怪しい家政婦」は、4人兄弟のストーリーなど、今後のドラマ展開への関心を誘った。
しかし、その一方で一部では「原作が日本の作品」という部分が残り過ぎ、という指摘も。日本のドラマ「家政婦のミタ」が原作となっている「怪しい家政婦」が、韓国版ならではの味を見せ、視聴者の共感を最後まで引っ張って行くことができるのか、にも注目が集まっている。
「怪しい家政婦」は初放送では、全国視聴率8.2%(ニールセンコリア集計)を記録した。これは、KBSドラマ「グッドドクター」の視聴率19.6%に続く、同時間帯2位の記録だ。