ユ・ジュンサン来日記者会見レポート!

ユ・ジュンサン会見写真

ドラマ、ミュージカル、映画など多方面で活躍中であり、最高視聴率45.3%を記録したメガヒットドラマ『棚ぼたのあなた』で良き息子、良き夫を演じ、“国民の夫”の愛称で親しまれた俳優のユ・ジュンサンが、日本での初めてのファンミーティングを開催。当日は本人の誕生日でもあるということで『ユ・ジュンサン“バースデー”ファンミーティング~夢の時間をファンとともに~』と称して、11月28日(木)日本青年館大ホールにて行なわれ、ファンミーティング前に記者会見が行われました。

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会場には抽選で選ばれたファンの方が見守る中、ユ・ジュンサンが登場し、和やかな雰囲気のなか会見が始まった。

―まずはひとことご挨拶をお願いします。
ユ・ジュンサン:お会い出来て嬉しいです。ユ・ジュンサンです。

―今回、日本で初のファンミーティングですが、今の心境をお聞かせ下さい。
ユ・ジュンサン:そんなに若くはないですが、どうもありがとうございます。(笑)見かけはとても若く見えると思いませんか?(ファン拍手!)皆さんのお陰で今日は楽しい時間が過ごせるので、とても幸せです。先ほどリハーサルが終わったのですが、本番では精一杯、リハーサルと同じくらい見せられるといいと思っております。リハーサルの時は、誰もいなかったのですが、今日、この記者会見にお越しいただいた(ファンの)方がいますので、まずはちょっと練習でお見せします。(ここでファンと声援の練習をするユ・ジュンサン)(笑)

―数多くのミュージカルや映画、ドラマに出演されていますが、特に今年は韓国でのミュージカル『あの日々』が韓国ミュージカル大賞の演出賞と振付賞、ベスト制作ミュージカル賞を受賞されたということですが、ご感想をお聞かせ下さい。
ユ・ジュンサン:ありがとうございます。今年は『レベッカ』と『あの日々』という作品に出演したのですが、『レベッカ』も最優秀賞をいただきまして、『あの日々』も賞を3ついただきました。2つの作品が賞を取ったことはとても幸せなのですが、自分自身が取った賞はないのでちょっと残念です…こういう話をしたら笑っていただけないと…ちょっと静かなのでどうしたんでしょう?(会場笑)

―ミュージカルと言えば、いよいよ12月から韓国で『三銃士』が始まりますが、意気込みをお願いします。
ユ・ジュンサン:『三銃士』は4年間続けてる作品で、100回以上公演しています。2年間、間が空いていますが、再び演じることになりました。2年ぶりなので練習で剣の稽古をした時に、最初はちょっと思い出せなかったのですが、ある瞬間から全部体が覚えていて、自分でも凄く驚きました。自分自身の体が覚えているくらい一生懸命練習したんだなと思います。そんな風に一生懸命練習して来年の春には日本でも公演をする予定になってますが、12月の韓国公演には来ていただけますよね?皆さん。(ファン拍手)
(立ち上がる度に椅子が回転してしまい、椅子を調整するユ・ジュンサン…(笑))

ユ・ジュンサン会見写真2

―日本では来年放送予定の最新ドラマ『出生の秘密』の内容と見どころを教えてください。
ユ・ジュンサン:『出生の秘密』では、今までお見せしていない新しい姿をお見せ出来ると思います。背景が90年代のはじめなので、ヘアスタイルもアップにしたりと、それだけでもちょっと面白いんじゃないかと思います。(笑)『出生の秘密』は家族愛が描かれていますので、泣けるシーンもありますし、楽しく笑えるシーンもあります。

―映画やドラマや舞台にと大活躍で引っ張りだこだと思いますが、自分の中での仕事へのバランスやこだわりなどはありますか?
ユ・ジュンサン:ミュージカルの場合は1年前くらいに作品が決まったりしますので、その頃に話が来ます。事務所の方から、「ドラマや映画のほうが収入もいいし、子供でもないのにミュージカルはやらなくても。」と、言われますが、僕はミュージカルを愛していますので、1年前にミュージカルの予定を入れて、その間にタイミング良く入ってきたドラマや映画を入れています。そうやって今までは上手く進んできましたが、「これからどうなるか分からない」と、いつも事務所から言われています。そして今回、日本に来て活動していますので、ここで全ての力を注ぎたいと思います。(ファン歓声)

作品を選ぶ基準を教えてください。
ユ・ジュンサン:まず自分のスケジュールが合うかということです。内容が悲しかったりするものでも、自分自身が面白いと思えればやりたいと思います。ギャラなしでも受けようと思う作品もありますし、制作環境がいい作品なら沢山くださいという話しもします。(笑)そんなことをしていますと、“どうしてあちらではギャラが少ないのに、こちらでは沢山くれと言うんだ?”と言われたりしてしまいます。(会場笑)

―ミュージカルを愛する理由はなんですか?
ユ・ジュンサン:1989年に大学で演劇映画科に進学したんです…80年代というと、凄く自分でも歳とっちゃったなという気がしますが…そうでもないです。(会場笑)大学の時に、ミュージカルがしたい!単にやりたいと思う気持ちが大きくなったんですが、その頃は、韓国ではまだミュージカルをやる人が少なかったので、沢山の人が来てくれることもありませんでした。2000年代になると韓国でもミュージカルが盛んになり、観客も増えました。でも、自分はその時、ドラマを一生懸命やっていたんです。ミュージカルで10年の間頑張っていて、次にドラマをやり始めたらミュージカルの人気が出ました。凄く辛かったです。(笑)そしてまたミュージカルに戻って死ぬ気で頑張りました。今、下から追いかけてくる俳優さん達が沢山いますが、「まだ若いだろう」と言って、自分がまず一生懸命頑張っています!

―ミュージカル俳優を目指すようになった、きっかけとなったミュージカル作品はありますか?
ユ・ジュンサン:最初に出演したミュージカルが『グリース』でした。ご覧になりましたか?(ここで身振り手振りでミュージカルを熱く説明)その作品をしながら本当にミュージカルで活動していきたいという夢を持つようになりました。(司会「45歳です。」(会場:え~)「見えませんね」)ありがとうございます。

ユ・ジュンサン会見写真3

―(記者から)以前個別のインビューをさせていただいた時に、後日直筆のサイン入りのメッセージカードを送っていただいて、とても感動したのですが、いつもそのようなお気づかいをされるのでしょうか?
ユ・ジュンサン:まずは、自分のことを愛してくれて応援してくれる人達のことを本当に大切に考えていますので、いつもそのようにしたいと心掛けています。(司会「今日は大切にしてくださる方に何かあるんですか?」)今日も期待してください!

最後にマスコミ向けのフォトセッション後、本人の希望で急きょ見学されていたファンの方たちも写真撮影OKとのことになり、沢山ポーズをしてくれました!