人気俳優ヒョンビンがついに除隊した。
6日の午前、ヒョンビンは京畿道華城市に位置する海兵隊司令部で簡単な除隊式を行った。
ヒョンビンは2011年の3月7日に入隊、韓国では一般的に「軍隊とはいえない軍隊」と表され国民の義務として軍隊に行く一般の韓国人男性からは羨ましがられたりもする芸能人の多く所属する陸軍広報団ではなく、非常に厳しいことで有名な海兵隊(※別名「泣く子も黙る海兵隊」とも言われるほど厳しさでは有名)を自ら志願し大きな話題を呼んだ。ヒョンビンほどの人気者であれば他の軍隊に比べると自由が多いといえる陸軍広報団に行くことも可能であったためだ。当時、「シークレットガーデン」で最高の人気を享受していたヒョンビンが海兵隊を志願したとあってマスコミ報道が集中すると、ヒョンビンは「韓国人男性であれば、また健康な男性であれば、誰もが兵役というのは、軍隊に行くのは義務」とした上で「普通なことなのに、 とても過熱しているようだ」との感想を述べた。ちなみに入隊の際はその様子が生中継され大きな注目を集めたりもした。
21ヶ月間、海兵隊に所属し国防の義務を終えたヒョンビンは、力強い声で除隊式の現場に集まったマスコミやファンらの前で除隊申告をした後、除隊の感想を語った。
ヒョンビンは「雪も降っている悪天候の中、ここまで来てくださったファンと取材陣の皆さんに感謝します。21ヶ月前よりたくましくなって帰ってくると約束をしましたが、海兵隊で服務をしてその約束を守れたようです。前より少したくましくなったようで、前より少し堂々と挨拶が出来るようになったように思います」と感謝の気持ちを伝えた。
続けてヒョンビンは「入隊前にもたくさんの応援をしていただき幸せな気持ちで軍生活を始めましたが、入隊後にも変わらず応援してくださりたくさんのパワーを送ってくださったおかげで、無事に元気に除隊することができました」と語った。
またヒョンビンは「休暇の時も演技を出来ないので後輩が演技をしているところに行って、彼らを見ながら本当にものすごく演技をしたいと思いました。やっと再び演技を出来る時が来たので皆さんが待ってくださった分、一生懸命準備をして僕がやりたかった演技をお見せしたいです」と、演技への熱い思いを語りながら、感極まったのか言葉を詰まらせ涙を見せた。
最後にヒョンビンは「軍隊生活の間にもらったパワーを全部蓄えて置いたので、これからはそのパワーを皆さんにお返ししたい」とし、俳優活動への熱い情熱と意気込みを見せた。
ヒョンビンは10分ほどの除隊の挨拶を終えた後、久々に家族とゆっくりした時間を過ごす予定だ。