ユ・スンホ 日本初ファンミーティング取材レポート

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「国民の弟」として子役時代から一躍注目を集め、次世代韓流スターとして存在感を示しているユ・スンホが日本で初めてのファンミーティングを開催しました。

ユ・スンホのプロフィールと作品情報

『太王四神記』『悲しき恋歌』『王と私』などの大ヒット韓流ドラマで主役の子役として一躍注目を浴び、“国民の弟”として圧倒的な支持を集めたユ・スンホ。直近では『ペク・ドンス』『欲望の炎』や映画『ブラインド』で主演として感情を押し殺した重たいキャラクターの難しい役どころを見事に演じて高い評価を受け、『アラン使道伝』や現在放送中の『会いたい(逢いたい)』など話題の作品に出演し、演技者として新境地を開き、新世代の韓流スターと言われている俳優ユ・スンホが2012年12月2日(日)日本青年館大ホールにて日本での初ファンミーティング「ユ・スンホ Japan First Fan Meeting」を行ないました。

超満員となった会場に大きな歓声の中、恥ずかしそうにステージに登場、「こんにちは、ユ・スンホです、お会い出来て嬉しいです。」と挨拶し、緊張した様子で始まりました。
まず座席からのフォトタイムが行なわれ、ポーズを取る姿を思う撮影出来る激写タイムとなりました。

大熱狂の会場を見て「つい最近、韓国でファンミーティングをしたのですが、今回日本でこんなに沢山多くの方々に来ていただくのは初めてです。そもそも日本にファンがいるのかどうかも分からないので、こんなにファンの方が来てくれるとは思いませんでした。」と、はにかみながら答えていました。
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来日については「日本へはドラマの仕事で何度か来ていますが、プライベートでは1回位です。今日はファンミーティングですが、いつもと違って驚いています。実感がまだ沸かないですが気分がとてもいいです。」

2002年の映画『おばあちゃんの家』の話題になり、「今でも撮影の時を覚えています。映画が再放送された時に“僕の小さい頃をみんな知ってるんだなぁ”と不思議ですが気分がいいです。」俳優になったきっかけは「もともと俳優になる気は全くありませんでした。韓国でよくあるのですが、ファッション雑誌の表紙を飾るキッズモデルに母親が応募したのがきっかけです。」「俳優になってなかったら今何をしているんだろうと思うこともあるので、お母さんには感謝しています。」

「子供の頃はどんな子?」には「子供の時は勉強も出来ないし(照)言う事も聞かない子でした。」と答え、「俳優になる決意をしたのはいつ頃?」には「子役でずっとかわいいと言われながらやってきたのですが、僕自身が責任を取らなくては!と言うドラマが出来たのが高校2年生の頃、子役から抜け出そうとしていた時期です。今撮影中の『会いたい(逢いたい)』というドラマも“この役をやりたい”と実感しました。」

「明日帰ってまた撮影です」と忙しい中の来日ということで会場からの「ファイティン!」という掛け声に気付かず?(笑)再度「ファイティン!」という声に「ありがとうございます」と照れまくっていました。
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「知ってる日本語は?」には「高校の時に習った、こんにちは、おはようございます、こんばんは、いってきます、いただきます、おやすみなさい、またあした、たこやき!(笑)高校の時は出来るじゃんオレ!と思っていましたが、だんだん忘れてしまいました。来年は本格的に頑張りたいと思います。」また、「教えたい韓国語は?」では色紙を渡され書いた文字は「행쇼!」(ヘンショ)“幸せになろう”といった意味で最近韓国の若者の間で流行っていて「ヘンボカセヨ」の略だそうで「日本で僕に会ったら“ヘンショ!”と言ってくださいね」

「ドラマで仲良しになった人は?」に“パク・シネ”を挙げ、「今でも仲良しでご飯を食べに行ったり姉さんのような存在、ヌナです。」と言うも会場はざわめいていました。現在19歳でもうすぐ20歳の大人になるということで「理想の女性像は?」には「第1希望に同い年(会場笑)、年上なら3,4歳上のお姉さんくらい…」と素直な答えに司会者から「きっと20歳になれば年上女性の良さが分かるはず」と言われ「待ってて下さい(照)」と会場を沸かしました。

質問タイムでは抽選で選ばたファンがステージに上がると本人を目の前にして緊張で言葉を失ってしまった様子。どうにか出た質問の「日本は好きですか?」に「日本は落ち着いていて好き。自分は韓国で自由じゃないと思う事があり、日本では同い年の子が自由なところが好きです。」と答え、「今度やりたい役は?」には「年を重ねていく度にアクション時代劇やロマンティックコメディやいろんなジャンルに挑戦したいと思っています。個人的にはアクション時代劇が好きなのでまた『ペク・ドンス』のような、いい時代劇をやりたいです。」
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“wiiゲーム”のコーナーでは「ゲームと言えばユ・スンホですよ!」と得意気に語り、wiiをやったことがないというファンとチャンバラゲームを対戦するも、あえなく連敗(苦笑)、“演技でデート”のコーナーでは『プロポーズ大作戦~Mission to Love』のシーンをファンと一緒に演技で披露し会場を盛り上げました。さらに愛蔵品プレゼントでは母と姉と選んで、自分でラッピングしたという色とりどりのプレゼントBOXが並び、愛用のカバン、クツ、マフラー、シャツ、帽子や急遽ドラマのDVD、OSTなどが抽選でプレゼントされました。

お気に入りの詩というハン・ヨンウン(한용운)の詩「나 그렇게 당신을 사랑합니다 (わたしはそのようにあなたを愛しています)」を感情深く朗読し、また、ファンへの感謝を込めた手紙を披露、そして“母には「歌とダンスは絶対にしないように」と言われたがファンにプレゼントしたい”と準備してきたというピアノの弾き語り「사랑하기 때문에(愛しているから)」(ユ・ジェハ)を緊張いっぱいの様子で披露してくれました。「今日は沢山来てくれてとても感謝しています。韓国でもまだ未熟な俳優です、もっとカッコ良く成長した姿を日本でもお見せ出来るように頑張ります。」と今後の意気込みを語りファンミーティングは終了。最後に握手会が行なわれ、ファン1人1人と笑顔で丁寧に握手をしていました。
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現在放送中のMBCドラマ『会いたい(逢いたい)』ではJYJユチョンとユン・ウネらと共演し、今までの子役や少年のイメージから女心をくすぐるような大人の男性へと成長し新たな魅力を披露している。

■取材後記
待ちに待った初ファンミーティングは盛り沢山な内容で、時折り見せる照れるしぐさや笑顔でさらにファンのハートをわし掴みにしてしまったようです。これからどんな大人の俳優になっていくのかとても楽しみですね。