女優ハ・ジウォンが昨年10月に出版された初のエッセイ集「今この瞬間」の印税を全額寄付するという公約を守った。
ハ・ジウォンは「今この瞬間」の発売記念記者会見で「何か夢を叶えようとしている若者の助けになりたい」と寄付の意思を明らかにしていた。記者会見でのその言葉通り、昨年12月チェ・ギョンジュ財団と延世大学医療院にそれぞれ印税の50%ずつを寄付した。
チェ・ギョンジュ財団は「ハティスト(ハ・ジウォン+アーティスト)」という奨学金制度を作り、財団が後援するKJ希望奨学生の中でアーティストを夢見る学生をサポートする予定である」と、一方の延世大学医療院は「<小児患者(視覚及び聴覚)治療後援金>という名前で治療費の支援にあてる予定だ」と報じられている。
ハ・ジウォンはチェ・ギョンジュ財団の印税協約式で写真を専攻するある奨学生に対し「素敵なフォトグラファーになって私もたくさん撮って欲しい。こんな風に夢を諦めず、最後まで挑戦できるよう、力になれて本当に嬉しい」と言葉をかけ、激励したとのことだ。
また、ハ・ジウォンは所属事務所を通し「今この瞬間、夢を描いている若者の中でも愛と関心が必要な子供たちに、みなさんからもらったたくさんの愛を伝えたいと思っていたのですが、このように伝えられる機会が出来てとても幸せです」とコメントした。
現在、ハ・ジウォンは映画「朝鮮美女三銃士」の撮影を終え、休息の時を過ごしているとのことだ。
写真:エッセイ集「今この瞬間」