韓国ミュージカル『光化門恋歌』が昨年の大阪公演に続き、2013年1月1日(火・祝)より、創業140周年を記念して東京・明治座で開幕した。1月3日(木)には舞台公開が行なわれ、超新星のソンジェほか、豪華キャスト陣が情熱的な舞台を熱演した。上演後のカーテンコールでは、通常、明治座では、舞台写真の撮影はすべて禁止しているが、本公演に限定して全ステージのカーテンコールの間のみ、写真撮影が可能ということで盛大なスタンディングオーベーションとともに沢山のカメラが向けられた。また、東日本大震災により被災され、東京都に避難されている方々を招待し、終演後にはキャストとのハイタッチが行なわれ、来場者との交流の場を持った。
『光化門恋歌』は、韓国の歌手イ・ムンセの代表曲。イ・ムンセの曲の大半は韓国の国民的人気作曲家 故イ・ヨンフンが手掛けたもので、生前この歌を題材にミュージカル化を企画していたが、存命中に実現することができず、故人の遺志を継ぐ形でミュージカル化が実現した作品。
韓国の光化門を舞台に、時代を越えて3人の男女の揺れ動く気持ちや葛藤を描いた切ないラブストーリーを数々のヒット曲と美しいメロディーで構成されたオリジナルミュージカルとして、豪華キャストによる情感あふれる熱唱が響き合う情熱的な舞台となっている。韓国では2011年3月の初演を皮切りに、異例の動員数を誇り、韓国ミュージカル界の最高峰とされる「第6回大邱ミュージカルアワード」にて大賞を受賞した。
今回の公演では韓国の音楽界でもさまざまな記録を保持するユン・ヒョンリョルや、リサをはじめとする韓国屈指の実力派俳優に加え、東方神起のユンホやMBLAQのG.Oとスンホ、超新星のソンジェ、ZE:Aのパク・ヒョンシク、FTIslandのチェ・ミンファン、INFINITEのソンギュとウヒョンなど日本でも大人気のK-POPスターがキャスティングされ注目を集めている。
終演後は、ソンジェ(ヒョヌ役)、コ・ヨンビン(現在のサンフン役)、イ・チャンヒ(過去のサンフン役)、リサ(ヨジュ役)の4人が来場者とのハイタッチで1人1人に笑顔で応え、終了後には「韓国のミュージカルを日本の皆さんに愛してもらえてとても嬉しいです。これからも一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。(ソンジェ)」と堂々とした日本語でコメントした。
取材日:2013年1月3日(木)
◆ミュージカル『光化門恋歌』(こうかもんこいうた)
【ストーリー】
1980年代、光化門の片隅に位置するライブカフェ「ブルーアジト」に、有名作曲家のサンフンとデモ学生のヒョヌがいた。サンフンはヒョヌにとって尊敬する音楽の先輩であり仲の良い兄貴分だった。そんな2人がある日、カフェの中に響き渡る美しい声の主、ヨジュと出会い、同時に心を奪われてしまう。サンフンは自分の作った曲をヨジュが歌ってくれることを願い、彼女のデビューへ向けて、惜しみない支援を行ないながら、慎重に彼女へ近づいていく。一方、ヨジュは、年下だが情熱的に近づいてくるヒョヌに心惹かれていく…。
奇跡のキャスティングで遂に東京上陸!
2013年1月1日(火・祝)~1月26日(土)全30回公演
韓国語上演、日本語字幕あり。
【主要キャスト】
現在のサンフン役:パク・ホサン、コ・ヨンビン
過去のサンフン役:イ・チャンヒ、ユン・ヒョンリョル、ユンホ(東方神起)
ヨジュ役:リサ、チャン・ウナ
ヒョヌ役:イム・ビョングン、ソンジェ(超新星)、G.O(MBLAQ)、スンホ(MBLAQ)
ジングク役:キム・テハン
ジョンスク役:キム・ヨンジュ、ヤン・コンニム
ジヨン役:ホ・ギュ、キム・テフン、ウヒョン(INFINITE)、ソンギュ(INFINITE)、チェ・ミンファン(FTIsland)、パク・ヒョンシク(ZE:A)
※キャストはステージ毎に異なります。詳細は明治座ホームページをご覧ください。
詳細 明治座 http://www.meijiza.co.jp/