2014年1月15日(水)~2月2日まで、六本木アミューズシアターにて、Kミュージカル『RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~』が超新星のグァンスとゴニルのダブルキャストにて東京初上陸!初日公演の1月15日(水)の本番前には、初回公演を務めるゴニルがジェミン役を演じ、会場には抽選で選ばれたファンが見守るなか、プレスコールと取材会が行なわれた。
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プレスコール後の取材会では最初にフォトセッション後、質疑応答が行なわれた。
(ゴニルは日本語で答えてくれました)
―いよいよ今日から初日の公演が始まりますがお気持ちを教えてください。
ゴニル:大勢の皆さんがいらっしゃって、今日ここまで来てくれてありがとうございます。今日から始まっちゃうんですが、緊張感が半端じゃないです。僕が1年前にやった時にはグァンス君が最初にやったので、プレッシャーがそれほどなかったのですが、やっぱり最初は大変だと思います。おととい、昨日と、ずっとダンスをやってきたので体力的にはちょっと落ち着いてる感じもするんですが、今日、(天気予報で)雪が降るという話で、雨男なので、自分の中で盛り上がってます。今日、頑張りますので皆さんもいい記事やいい内容のブログをアップしてください。ありがとうございます。
キム・ヨンナム:今回スチャン役をダブルでやらせていただきます。2人ともスチャン役は初めてなので緊張していますが、皆さんに全力で素敵な舞台をお届け出来ればなと思います。韓国と日本は、言葉は違いますが、みんなが伝えたい思いは伝わると思うので公演を楽しんでいただければと思います。
チョ・ソンジェ:キム・ヨンナムさんと一緒でスチャン役は初めてなので、とても緊張しています。ただ、この作品は長く上演され、日本でも上演されているので、それだけ皆さんの期待も大きいと思いますので、その期待に応えられるようにしたいと思います。今日の初日は僕ではありませんので、たぶんキム・ヨンナムさんより倍以上緊張しています。
カン・ホンソク:(日本語で)「みんな可愛いね~。」(会場笑)ジョンフン役のカン・ホンソクです。大阪でも公演させていただいた時も感じたのですが、言葉が違っても舞台を楽しんでいただいて、とても大きな反響をいただいたので、楽しく公演することが出来ました。今回、東京で公演されることになって、韓国でも凄く楽しく公演できたので、また東京のお客様にも見ていただいて、舞台を楽しみたいと思って来ました。皆さん、楽しかったらぜひ笑っていただき、悲しい場面では共感していただき、気持ち良かったら声を出していただいたり、一緒に踊っていただいたりと、何も考えずに作品を楽しんでいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
アン・サンウン:セヒ役のアン・サンウンと申します。この作品は初演の時から見ていて、いつかこの作品に参加したいと思っていたのが、今回の公演で夢が叶ったのでとても光栄ですし、より一生懸命頑張らないといけないなと思っています。この作品は、さっきも出ましたが、楽しい時は楽しく、悲しい時も、伝えようとするメッセージをストレートに受け取っていただいて、作品を楽しんでいただければと思います。セヒ役は今回初めて演じるのですが、また違うセヒをご覧いただけると思いますので、その分プレッシャーを感じながらも一生懸命務めたいと思いますので、ぜひ公演を楽しんでください。
―ゴニルさん、2012年の秋に大阪以来、1年ぶりに東京で同じ役を演じますが、前回と比べて変わった点やこの劇場の印象などを教えてください。
ゴニル:大阪の時も松竹座で凄くいい会場で出来たのですが、今回のアミューズシアターも後ろからちゃんとステージも見えて、凄くいい会場だなと思います。1年前にやった時は韓国でのドラマ出演で、あまり練習時間が足りなくて、凄く不安や心配や悩みが多かったのですが、今回はもう一回挑戦ということで、心配は無しにして、本当に役作りをしてお芝居したいなと思って、結構前から準備してきたんです。でも、今日のプレスコールは、初めてだったので、間違いが2回位あったんですが。(照)凄い楽しみにしていますし、今日の夜7時からグァンス君の時まで、僕の順番が終わる時までは、毎回毎回一生懸命最高のお芝居を見せたいなと思っています。
―キム・ヨンナムさんとチョ・ソンジェさんは、Wキャストということですが、お互いの演技を見て感じたこと、ご自身が演じる時の見どころを教えてください。
キム・ヨンナム:チョ・ソンジェさんの印象ですが、この役は凄く体力を使うのですが、何より彼は若いので、彼が出すエネルギーや情熱はやっぱり羨ましいです。とても可愛いので、この役と合っていて、その可愛さも彼が持っている特徴ではないかと思うので羨ましいです。(ゴニルが(チョ・ソンジェさんは)「21歳です!」)自分のアピールポイントは、彼より年上で経験があるので、熟練された部分があると思うのですが、実際に以前はラップグループをやっていたので、その経験が今回のストリートライフと重なる部分があり、経験を生かせると思うので、そこは見せ場かなと思います。
チョ・ソンジェ:キム・ヨンナムさんは経験があるので、ビートボックスでもヒップホップでも、何をやってもすぐ自分のものに出来るので羨ましいですし、背が高くて手も足も長いので、どんなスタイルでもカッコ良く決めるのが凄く羨ましいです。
ここでゴニルが(ヨンナムさんは)「ビートボックスをみんなに見せたいということで、少しだけ見せてください!」とお願いすると、見事なビートボックスを披露するキム・ヨンナム。それに合わせてゴニルも歌う。さらにチョ・ソンジェもバンドをやっていたということで、こちらも見事な高音でシャウトを披露!
―アン・サンウンさん、セヒはグループの成功の為にジェミンと別れてしまう切ない役ですが、役を演じるに当たっての役作りがありましたら教えてください。また、ジェミン、スチャン、ジョンフンの3人の中でどの男性が一番共感できますか?
アン・サンウン:セヒは愛する彼の成功の為に身を引くという役なのですが、自分も似ている性格で、その中で役作りをしたので、そんなに難しくなかったと思います。3人のなかで、もちろん愛しているのはジェミンですが、共感するのはスチャンです。(少々がっくりするジェミン役のゴニル(笑))
―カン・ホンソクさんは、韓国の初演でもジョンフン役を演じられて、韓国だけでなく日本でも再演を果たすくらい、観客に愛されていますが、この作品の魅力をぜひ教えてください。
カン・ホンソク:この作品は初演から参加していますが、形やうわべではなくて、立っている役者たちの人間としての一生懸命さ、ゴニルはカッコいいと思いますが、カッコいいとかそういうものでなくて、各々が持っている役者としての情熱やエネルギーなどをストレートにきちんとお客様にぶつけている姿が皆さんに共感していただけたと思います。個人的にもこの作品で舞台にデビューだったのですが、最初のセリフで出て来た時は、“あいつ新人?”という目で見られてたのが、日を重ねて千秋楽では、皆さんが熱い姿に共感して一緒に涙してくれたり、笑ってくれたりして、作品を自分達の持っているものをぶつけて作り上げたという作品としてお見せ出来るのがこの作品の魅力ではないかと思います。もうひとつの最大の魅力は音楽だと思います。言葉が通じなくてもPSY(サイ)の『江南スタイル』は全世界に共感してもらいヒットしました。『RUN TO YOU』の音楽も、韓国で10年以上愛されて続けている有名なHIPHOPグループのDJ DOCの曲を上手くこの舞台で作り上げて、その音楽の力を皆さんにお届けしてるのが最大の魅力だと思います。
―ゴニルさんは本日初演を迎えてるあたり、グァンスさんとは何か連絡を取り合いましたか?また、他のメンバーは見に来られますか?
ゴニル:グァンス君とは、さっきまでメールしてたんですが、グァンス君は昨日、新年会で友達と飲んだらしくて「めっちゃ羨ましいね~」と送りました。(笑)リハーサルをやって本当に足が痛くて…でもグァンス君は大阪で初演だったから、“それでいい”と送りました。僕はミュージカルは2回目ですが、作品としては『RUN TO YOU』だけで、グァンスもそれは一緒なので、グァンスとは一番相談とか同じキャラの役作りをどう上手くやっていくのかというメールばかりしてます。リーダー、ユナクは今、ソロのプロモーションで日本に来てるので、見に来ると思う。ソンジェ君はメールで“行けないけど頑張ってください”というメールが来ました。ソンモとジヒョクは韓国で個人の仕事があるので、“もしかして行くならグァンス君のだけ行けるかもしれない”ということです。でもミルキーウェイ(ファン)の皆さんがいっぱい来てくれるのを信じて一生懸命頑張りたいと思います。でもちょっと不安な気持ちもあります。
―最後にひとことずつお願いします。
アン・サンウン:3週間という短い期間ですが、見に来ていただいて、私達の舞台からお届けするメッセージを受け取っていただき、そのメッセージが皆さんの生活の活力になればいいなと思ってます。
キム・ヨンナム:(日本語で)こんなに可愛い女の子、初めて見た~!(笑)
カン・ホンソク:3週間、短いと言えば短いですが、とても貴重な時間ですので24回公演、キャストが変わったりいろんな組み合わせもあって毎日違う姿をお見せ出来ると思いますので、皆さんぜひ沢山見に来てください。ありがとうございます。
チョ・ソンジェ:わずか3か月前に、この舞台で違う作品で立たせていただきました。その時にとても素晴らしい客席からのパワーをいただいて、持ち帰ったので、今回も皆さんから沢山愛、パワーをいただいて帰りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ゴニル:ミュージカル、今回僕が『RUN TO YOU』をやるのは、まだ分かりませんが、たぶん最後になると思いますけども、ミュージカルというのは、映画やドラマと違って残るものではないんですよね。その瞬間、そのライブを見たあと、お客様の心に残るものだと思います。今回今回来れない方も沢山いらっしゃると思いますが、今回のミュージカルを見て心の中で夢を持てた時期があったなとリフレッシュできる作品だと自分も思っていますので、沢山愛してくださると嬉しいなと思います。自分は素直な性格なので、もしかしてこの作品がいい作品じゃなかったら、頑張ります、で終わると思うのですが、本当に自分としては今しか出来ないいい作品だと思うので、皆さんぜひ来て見てほしいです。よろしくお願いします。
プレスコールではカッコよく熱いパフォーマンスを披露し、会見でも和気あいあいな雰囲気でチームワークの良さを感じました。グァンスとゴニルのダブルキャストということで、ぜひ見比べてみたいミュージカル作品です!
― 「RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~」公演概要 ―
【上演期間】2014年1月15日(水)~2月2日(日)
【出演】グァンス(超新星)、ゴニル(超新星)、キム・ヨンナム、チョ・ソンジェ、カン・ホンソク、アン・サンウン ほか
【作・演出】ソン・ジェジュン
【音楽監督】ウォン・ミソル
【振付】チョン・ドヨン
【音楽スーパーバイザー】イ・ハヌル(DJ DOC)
【料金】S席/12,000円 A席/5,000円 テハンノシート/3,000円(当日券のみ)
【主催】アミューズ、CJ E&M、松竹、テレビ朝日、トリックスターエンターテインメント
【製作】アミューズ、CJ E&M、松竹
詳細: www.amuse-musical-theatre.jp