パク・シネ 「KISS OF ANGEL IN JAPAN-2013 PARK SHIN NYE ASIA TOUR」取材レポート!

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『隣のイケメン』『美男<イケメン>ですね』『オレのこと好きでしょ。』など大ヒットドラマに出演の人気女優パク・シネの待望のファンミーティング「KISS OF ANGEL IN JAPAN-2013 PARK SHIN NYE ASIA TOUR」が2013年3月24日(日)Zepp Diver Cityにて開催されました。

3月24日に行われたパク・シネの記者会見の様子はこちらから!

昼の1部のファンミーティングでは、デビューして10周年を振り返り、ドラマ『隣のイケメン』の話や近況などが語られた。夜の2部では音楽好きということもあってミュージックトークショーが開催され、スタートは『オレの事好きでしょ。』のOST『사랑하게 되는 날(The Day We Fall in Love)」を歌いながら登場し「皆さんこんばんは、パク・シネで~す。」と挨拶すると大きな拍手が会場を包みました。

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歌って緊張しませんでしたか?に「この歌は久しぶりに歌ったので緊張しましたが、皆さんの前で歌えたのでとても嬉しかったです。音楽が好きなのでファンの皆さんと一緒に楽しみながらミュージックトークをしてみようと思っています。」と、ステージにはシンガーソングライターのコ・ドクチュン、ピアニストの田中葵が応援に駆け付けてくれました。

最初のテーマは“初恋”。もともとは歌手として準備していたというパク・シネ。当時、幼過ぎて歌を歌うには感情表現が不足していると先生から歌手より演技を先にやったらどうかという提案を受けてミュージックビデオに参加。一番最初はイ・スンファンのMV『愛していますか』や『花』に参加し、その後ドラマ『天国の階段』でデビュー。ここで初々しい14歳の頃の『花』のMVが映されると「本当に幼く背もまだ小さく、まだ演技が何か?というのもよく分からなかったんです。2月の済州島で寒くて体中にカイロを付けて撮影をした思い出があります。」と当時を振り返りました。

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子供の頃の夢は?には「刑事さん」と答え、「幼い頃に家に泥棒が入って母が用意していた現金が盗まれてしまったんです。その額が子供の私にはとても大きな額に感じて、その時、私はこの世の中の全ての泥棒を捕まえてみせる!と思ったんです。女優になりたいと思う前までは確固たる信念を持って刑事になりたいとずっと思っていました。」と語りました。なぜ芸能の世界に入ろうと思ったのですか?には「偶然機会があり、MVのオーディションを受けることになったんです。その時は幼すぎると最後に落ちてしまったんですが、デビューした会社の方が歌手の練習生としてはどうかと提案してくれて親は反対したのですが、今じゃなきゃダメだと幼いながら思い、泣きながらやらせてほしい!とお願いしたのを今でも覚えています。」そして初恋で胸を痛めたのはいつ?という質問には「韓国で20歳の大学1年生の時、片思いで終わってしまいました。私の父のように背が高かったです…ここまでにします!(照)」と自分で仕切り(会場歓声)、初めてのキスは?には「聞こえない~」と耳をふさいで聞こえないふりをしてみるも「ドラマの撮影でした。中学3年か高校1年の時、シットコムの撮影の時が初めてのキスでした。」と照れながら話してくれました。さらにこれまでのドラマでのキスシーン映像集が流され会場からは沢山の悲鳴が起きていました!
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彼氏と行ってみたいことやしてみたいことは?という質問には「野球場でデート。ロッテワールドのような遊園地でデート。手を繋いでサムチョンドンの道を歩きたい、帽子を被らないで。」と語り、歌を歌ってもらっての告白は?に「もし歌が下手であっても私の為に一生懸命ベストを尽くして歌ってくれる姿が愛らしいです。眠れないというと子守唄を歌ってくれる…みたいな(笑)」と女の子らしく語ってくれました。

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<シネが選んだ彼氏から聞きたいセレナーデベスト5>には1位にフィソンの『イルニョミニョン』を選び、応援に駆け付けた田中葵とコ・ドクチュンが披露。
<シネが歌ったOSTベスト5>では人気ドラマ『オレのこと好きでしょ。』や初めてOSTに参加した『美男<イケメン>ですね』では共演の「ホンギさんを押さえて音源チャート1位になった」ということで沢山の方に愛された思い出の曲と語り、1位には『隣のイケメン』の『새까맣게(真っ黒)』を選び、「他の女優さんはどうお考えか私には分かりませんが、OSTへの参加はドラマでの感情を歌で表現出来るので、このような機会が与えられるのであれば参加することはいいことだと思います。参加しておけばこのようにファンの皆さんとお会いした時に歌のプレゼントが出来るからです。」と語り、ここで2位に選んだ『美男<イケメン>ですね』の『Lovly day』をキュートに披露してくれました。
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1部終了後のハイタッチ会では多くのファンからパワーを貰ったと言うパク・シネ。2部のミュージックショーも後半に入り、音楽に関してはギターも少しだけ習っていたことがあるとのこと。「時間が出来たらまたギターの練習がしたい」と意欲を見せ、インディーズバンドをやっている兄が大会に出る時に私も歌詞を書いたというほど音楽が好きという。

ここでゲストに『隣のイケメン』のOSTにも参加している韓国で大人気の5人組ロックバンドRomantic Punchが登場し、『Right now』、『It’s Yummy』の2曲披露し会場を大きく盛り上げました。
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<シネが最近よく聞くベスト5>には大好きというイ・スンファンの『派手ではない告白』やRomantic Punchの『Ready Merry Go!』、そして1位には2月頃まで沢山聞いていたというハミングアーバンステレオの『More&More』を選びました。また、5歳頃の発表会の可愛い映像が公開されたり、最初の舞台であったイ・スンファンのステージに立ったことが思い出と語り、最近印象に残っているのはチャン・グンソクと一緒に東京ドームの舞台に立ったことを挙げ、“4万人の舞台は大きいなぁ”と実感したとのことでした。

さらにここでRomantic Punchと一緒にステージを披露。『美男<イケメン>ですね』からA.N.JELLの「ヨジョニ(今でも)」を披露し会場も総立ちで盛り上がりました。
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続いて、中高生の時はよく友達とカラオケに行ってBoAの曲などを歌っていたというパク・シネ。<忘れられない歌ベスト5>の5位にはよくカラオケで歌ったというJの『オジェチョロム(昨日のように)』をハミングで口ずさんだり、2位にはノルウェーのキングス・オブ・コンビニエンスという2人組シンガーソングライターの『Cayman Island』で漢字の先生の紹介ですぐ好きになり、お芝居をしている時に集中させてくれると評価。そして1位にはドラマ『心配しないでください、幽霊です』でのイ・ムンセの曲を選び、「2011年のドラマの時に交通事故に遭ってしまい精神的にも肉体的にも辛い時期がありました。お休みをいただき久しぶりにカメラの前に立った時に恥ずかしく思うようになってしまったんです。交通事故に遭ってドラマを完璧に撮ることが出来なかったという恥ずかしい気持ちと、また演技が出来るのだろうかという心配がありました。このドラマは自信をくれるような作品でOSTにも参加させていただいたのですが、歌詞が胸に響いてくるような内容で、自分自身に歌っているかのような曲でした。」と歌の思い出を語りました。

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今年でデビュー10周年を迎え、会場からも沢山の「おめでとう!」という掛け声と大きな拍手を受け、笑顔で応えていました。自分の思い描いていた夢は叶いましたか?という問いに「まだ残っていると思います。こんな女優になりたいというのはなく、ただ演技が好きで楽しくやってきました。そして女優という職業とは思わず、まずは人間パク・シネとして沢山の経験をして自分の演技に生かしていって感動させられるような素敵な女優になりたい、まだまだ楽しんで学ぶべきことは沢山あると思う。まだ10年という期間は足りないと思うのでより多くの夢を叶えていきたいと思います。」と意欲を語り、プレゼントコーナーでは抽選で化粧品、お母さん手作りのネックレス、直筆サイン入りTシャツがファンに直接手渡され最後の挨拶。

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「今日は1年ぶりの単独ファンミーティングを通じて皆さんにご挨拶をすることが出来ました。デビューして10周年ということでファンの皆さんと一緒に過ごすことが出来たことは本当に楽しかったと思います。私は自分自身が幸せでなかったらファンの方が見た時に皆さんも幸せと思ってくれないと思いますので、私自身が幸せな人になってより良い演技が出来る女優さんになりたいと思っています。私がいたらない点があったとしても見守って愛してください、そしてこれまでずっと変わらない愛をくださってありがとうございます。この瞬間瞬間を大切に感謝の気持ちを持って楽しみたいと思っています。皆さんも最後まで楽しんでいってください。」と涙ぐみながら語り、最後はAKB48の『ヘビーローテーション』でダンスと歌を披露し、「あいしてるよ~」と笑顔で手を振り終演となりました。

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■取材後記
男性だけでなく女性からも愛され、本当に美しくて可愛いパク・シネさんでした。出演作品を振り返ると、あらためて素敵な女優さんになったなと実感しました。今後も目が離せません!