パク・ヘジン来日記者会見&クリスマスファンミーティング

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3年ぶりに韓国ドラマに復帰したパク・ヘジンが12月16日(日)赤坂ACTシアターにて「パク・ヘジン クリスマスファンミーティング2012」を開催し、イベント終了後に記者会見が行なわれました。

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―まずファンミーティングを終えた感想をお願いします。
パク・ヘジン:7か月ぶりに日本に来たのですが、沢山のファンの方に来ていただいて感謝しています。
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―3年ぶりのドラマ「いとしのソヨン」に出演されていますが、この作品に決めた決め手を教えてください。
パク・ヘジン:特別な決め手というのはなかったのですが、3年の空白期間があってカムバックにふさわしい作品をと思っていたところに、この話があったのですが実は一度僕の手元から離れた作品だったんです。一度台本をいただいたのですがキャスティングが一度不発に終わり、また偶然機会が巡ってきて最終的に僕がキャスティングされました。

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―大ヒットしていますがお気持ちをお聞かせください。
パク・ヘジン:幸いに思っています。カムバックした作品がヒットして本当に気分がいいです。全50話で今週末で27、28話くらいですからまだまだ残っています。延長するという話も囁かれていますので、これまで頑張ってきたようにこれからも残りの撮影に全力で望みたいと思っています。

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―カムバックされるのにミニシリーズという選択もあったかと思いますが、こういった長い家族ものを選ばれた理由は?
パク・ヘジン:週末ドラマということで家族をテーマにしたドラマになっているのですが、父親との関係以外にもラブライン関係もしっかり描かれています。久しぶりのドラマですので僕自身もリラックスして臨める作品を望んでいましたし、視聴者にも気楽に見てほしかったので重い素材や短いものというよりは、“パク・ヘジン”という演技者が戻ってきたんだということをしっかり意識してもらえるように、安着できるような作品をと思っていたところにいい作品に出会いました。

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―3年ぶりに韓国ドラマに戻られた気持ちと共演者との面白いエピソードがあれば教えてください。
パク・ヘジン:3年ぶりのカムバックということで、現場の雰囲気はどうだろう、3年ぶりに私に対するスタッフはどうだろう、と心配していましたが、この作品では特にスタッフからもらった力が大きかったです。というのもKBSでは「噂のチル姫」「空くらい地くらい」「熱血商売人」に続く4作品になりますが、前の3作品で一緒にやったスタッフが偶然「いとしのソヨン」でもカメラさんから、照明さん、スタッフさんまでみんな一緒だったので本当に楽な安定したカムバックを遂げることが出来ました。エピソードに関しましては1月26日の放送をご覧いただければお分かりになると思いますが私と恋愛関係の2人のラブライン意外に双子の姉のソヨンとの関係も注目していただきたいと思います。

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―中国での撮影と韓国の撮影で違うところはありますか?
パク・ヘジン:中国での撮影は容易ではありませんでした。まず言葉が通じなかったんです。中国では中国人のスタッフ100人から200人に対して韓国人は僕1人の撮影で、もちろん通訳は付きますが専門的な用語だったら通訳さんも優しかったのでしょうけど、人の感情をのせたセリフで、「ア」が「オ」になったりなど難しい点もあったのと、中国語でのセリフを聞いて僕がリアクションをしなければいけないので、相手が何を言ってるのかを聞き取れなければなりません。僕のセリフだけでなく、相手の中国語のセリフも全て覚えなければいかなくてはいけませんでした。相手が何を言ってるか理解して演技をするので演技を計算してやっていたという面がありました。それに対して韓国での演技は相手のセリフを聞いて僕が感じた通りにセリフを言い、行動すればいいので演じるのがこんなに優しいんだということを3年ぶりの韓国ドラマで感じました。

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―今回のドラマはファンの方も喜んでいると思いますがドラマが決まるまでのヘジンさんのお気持ちをお聞かせ下さい
パク・ヘジン:僕自身が誰よりもカムバックを待ち望んでいましたが、少しも焦る気持ちもなかったんです。早く皆さんにお会いしたいという気持ちとともにそれだけ慎重に作品を選ばなくてはという気持ちがあったからです。そして検討していたところに本当に偶然、この作品の話が飛び込んできました。ある土曜日の午後に連絡を受けて翌日曜日に台本のリーディングに入り、水曜日にポスター撮り、ちょうど連絡をもらった一週間後の土曜日には最初の撮影という形になりました。準備に時間が足りなかったので最初の方は少し不足な面もあったかと思いますが、今では安定して撮影に臨んでいます。

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―次回作はどんな作品に出演したいですか?
パク・ヘジン:私が次回演じたいと思っているのは、クールで理性的で感情を揺さぶられない人物像なんです。そういった役柄がくれば間違いなくその話を受けると思います。今、そういった話も来ていますので次回作はきっと今とは正反対の役柄になるかと思います。

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また、会見の前に行なわれたファンミーティングは内容の違った2部構成で行なわれ、1部では「パク・ヘジンの“これまで”」をテーマに中国でのドラマ撮影や前回行なった日本でのコンサートなどの事が語られ、2部では「パク・ヘジンの“今”」をテーマに3年ぶりの韓国ドラマで、現在放送中の視聴率30%を超える大ヒット中のKBS2ドラマ「いとしのソヨン(原題:私の娘ソヨン)」の映像や撮影エピソード、バラエティー番組や青少年喫煙予防キャンペーン広報大使のCF撮影の様子などの映像を見ながら、リラックスした雰囲気の中でのトークショーとなりました。

「いとしのソヨン」のドラマの後半では3人の女性との絡みがあるそうで「3人の中での理想はイ・ボヨンさんがやっている役のような女性。実際の本人はサバサバしています。」と語り、「女性へのアプローチは?」と聞かれると「自分は見守りながら友達のように徐々に近づいていくタイプ」「結婚を前提にお付き合いしたいので実際にはなかなか出来ない…」と語り、「理想のクリスマスの過ごし方は?」には「恋人と一緒に食事をしたりと何でもないデートがしたい」と普通のことがやはり難しいようです。

さらにファンからの質問コーナーでは「Q.メールで絵文字は使う派?」に「はい。カカオトークなどで絵文字だけ送ることもあります。」、「Q.体のなかで好きなところは?」には「顔のなかではキレ長の目、体では背中!」、「Q.もし生まれ変わるとしたら男がいい?女がいい?」には即答で「男!女性は制限が多く、ケアをして支えてあげたいから男」と答えました。
また、急遽会場のファンからの質問では「Q.ファンを例えると何か?」という質問に「いつも一緒ということで365日食べている“鳥の胸肉”」と例え、「もしファンが浮気をしてしまったらどうしますか?」に「僕を好きだったことを忘れないでほしい」と大人な答えが返ってきました。

ドラマ「いとしのソヨン」の共演者からのメッセージが流れると「こんなにいい仲間と撮影できて良かった、最後まで頑張りたい。」とドラマへの意欲を語ってくれました。

また、開演前に本人が作ったという“おでん”を抽選で当たったファンに「フーフー」して食べさせるという羨ましいコーナーや、ボールを会場に投げ、キャッチしたファンの座席まで自らプレゼントを届けるなど、ファンサービスたっぷりのヘジンさんでした。

最後に「これまで待っていてくださって本当にありがとうございます。これからますます頑張って新しくてかっこいい新鮮な姿で皆さんにお会いしたいと思っています。3月まで「いとしのソヨン」の撮影が続きますので頑張ります。(ファンと)メリークリスマス!暖かく幸せなクリスマスをお過ごしください。」と、あたたかいファンの声援に包まれ笑顔で何度も手を振ってくれました。

3年ぶりの復帰作となったドラマ「いとしのソヨン」は来年2013年1月26日からKBSWorldで日本初放送!

■取材後記
ドラマの撮影中で忙しい中での来日でしたが、ファンミーティングでは恋愛観などもいろいろお話ししてくれたり、出来るだけ多くのファンと握手をしたりと本当に優しいヘジンさん、そして男らしくて美しい男性でした。現在大ヒット中の「いとしのソヨン」の残りの撮影も頑張って、また素敵な姿を見せてほしいですね。

取材日:2012年12月16日(日)